2012年4月22日日曜日

参考文献(自死遺族、グリーフワーク)


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だからまた〜あなたのせいじゃない〜 → 参考文献(自死遺族、グリーフワーク)

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ウエストチェスターNYのイースト·コースト·疼痛管理
自死遺族、グリーフワークに関する本
自ら逝ったあなた、遺された私 (平山正実 監修) 朝日新聞社
たいへん優しい視点から書かれた本です。
大切な人を亡くした悲しみによって起こる、いろいろな症状を丁寧に書き、それが決して異常ではない、ごく自然な反応であることを説明しています。
そして、将来、自死遺族のケアに取り組みたいと考えている人へのメッセージも記されています。
監修を担当している平山正実先生は、精神科であり、グリーフケア・サポートプラザという団体の中心となって、グリーフワークのサポート活動を推進しています。

さよならも言わずに逝ったあなたへ (カーラ・ファイン 著) 扶桑社
私が初めて手に取った、自死遺族に関する本です。
買った当時は、数ページ読むのも辛く、長い時間をかけて読みました。
たくさんの自死遺族の方の言葉を集めて、その辛さを訴える、著者の熱意が伝わってくる本です。
著者の夫が亡くなった時、夫の親友が著者にかけた言葉が、たいへん印象的で、勇気づけられます。
『きっと人はいろいろ言うだろうけど、そんなときは、きみとハリーがどんなに愛し合っていたかを思い出すんだ。そして、すぐさま背を向けてその場を立ち去ることだ』
おそらく、咄嗟に出た言葉だったのでしょう。
それがどんなに大きな励ましとなるか、身をもって知りました。

自殺って言えなかった。 (あしなが育英会 編) サンマーク出版
産後のうつ病と看護理論を投稿
gif" colspan="2">あしなが募金という、親を事故や病気で亡くした子供達への募金活動があります。
遺された子供達が進学するにあたっての奨学金のためです。
最近になって、親の死因が事故、病気ではなく、自死による子供の比率が高くなりつつあると言います。
彼らの心のうちを、ありのままに語ってもらい、似た境遇の人同士で話し合うことの大切さを伝えています。
「自死遺児」と一口にいっても、さまざまなケースがあり、心の傷も異なっていることがよくわかります。
親を亡くした方や、また、子供がいて、配偶者を亡くし、子供へのケアを心配している方が読むと、とてもいいと思います。
悲しさ、寂しさが痛いほどに伝わってきます。
その他の本(精神科全般の本も含む)
お金で悩まないこころの治療生活―はじめての社会保障制度活用マニュアル (井ノ瀬珠実 著) 飛鳥新社
藤臣柊子さんのイラストとともに、通院や入院にかかる費用を軽減する制度について、とても細かく記載されています。
出版年がやや古く、まだ自立支援法についての情報がありませんが、現在でも利用できる、多くの制度について触れていますので、医療費が高額でお悩みの方に は、ぜひご一読いただきたいと思います。
初めて知る情報も多く、私もとても勉強になりました。

睡眠障害 (井上昌次郎 著) 講談社現代新書
減量excersizeプログラム
gif" colspan="2">睡眠障害とは何か、という、入り口の部分から、わかりやすく解説されています。
また、その原因についても、病気によるものから生活習慣によるもの、ストレスによるものなど、多様な観点からの解説を試みていますので、睡眠について悩み があった場合、手にとってみると、ご自身を理解するきっかけになるかもしれません。
睡眠とは、人間にとっていちばん根本的とも言える欲求の1つで、必要不可欠なものですが、ふとしたきっかけで、こんなにリズムを乱してしまうものなのか と、様々な影響を受けやすいことに驚かされます。
また、それが生活にも支障をきたしてしまう可能性が多いことから、基礎知識として、睡眠に関する悩みを持たない人にも、一読して欲しい本だと思います。

精神科医のノート (笠原嘉 著) みすず書房
いわゆる「学術書」に分類される本なので、読みにくさを感じることがあるかもしれません。
海外の考え方や事例も取り上げられており、とっつきにくい印象もあるかと思います。
それでも、豊富な臨床経験を持つ著者が、様々な人と触れ合ってきた中で感じたことについて書かれていますので、全体的に文章はとても優しいものになってい ます。
うつ病や統合失調症、そして神経症など、様々な病気についても、ひととおり述べられています。
後に、改訂版である「新・精神科医のノート」 という本も発売されているようです。

青年期―精神病理学から (笠原嘉 著) 中公新書
gif" colspan="2">「青年期」と聞くと、学生時代くらいまでと思う方が多いかと思いますが、今では年代がかなり広がり、30代前半くらいまでを指 して、そう呼ぶことがあるそうです。
「スチューデントアパシー」という、主に青年期に多く起きる無気力・無関心などの状態に注目し、書かれています。
発行年代は古いですが、昨今耳にする「パラサイトシングル」「ニート」など、年代や特徴など、時間を越えて共通する点があることに驚かされます。
その他、統合失調症も、おおよそこの年代に発症することが多いことから、こうした病気についても、触れられています。
新書というとお堅いイメージがあるかもしれませんが、比較的読みやすい1冊です。

退却神経症―無気力・無関心・無快楽の克服 (講談社現代新書) (笠原嘉 著) 講談社現代新書
「退却神経症」とは、著者である笠原嘉先生の造語です。
一言で言うと、今まで真面目だった人が、突然思い当たる理由もないままに無気力になってしまう。それも、勉強や仕事といった、言わばその人の本業である分 野において。そうした現象を指して、このような名前をつけたと言います。
それが単なる怠けでないこと(本来真面目な人であったことから)に着目し、それが病的なものではないかと解き明かしてゆきます。
神経症の一種でもありますから、漠然とした不安を抱いていたりといった特有の症状もあるようです。
「青年期―精神病理学から」 という本では、「スチューデント・アパシー」という、青年期のアパシー(無気力)について述べられていましたが、ここでは、青年から高齢者まで、幅広い年 代で起こるアパシーについて、年代別、性別に述べられています。
どの年代の方にも当てはまる、誰にでも起き得る状態についての本といった印象があります。

不安の病理 (笠原嘉 著) 岩波新書
gif" colspan="2">「不安」とは、誰もが感じたことのある感情だと思います。
その感情が、正常の範囲内であるか、治療を要するものであるかということについて、明確とまではいきませんが、判断しようという試みで書かれています。
不安な気持ちの時、「自分はおかしいのではないか」と感じてしまう人もいるかと思いますが、この本を読むことで、少しなりと理解が深まることもあるように 感じます。
また、以前テレビで放映された内容をもとに構成されている本ですので、新書にしては、とても読みやすいのではないかと思います。
健康と病気の境目のあたりに特に力を入れていることから、神経症についての本という見方もできるかもしれません。

以下、工事中です。
読むのは、あまり早い方ではなく、また昔読んだ本も、もう一度読み返しているため、 ペースが遅くなってしまっています。
申し訳ありませんが、もう少しお待ち下さい。

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